アル・ケッチァーノ
奥田シェフと作家たちと、
たち吉のおいしい関係
アル・ケッチァーノ
奥田政行
奥田政行
本店の移転オープンに向け
新しい器選びを「たち吉」に依頼した
「アル・ケッチァーノ」の奥田シェフ。
「故郷で本店を構えたのが第1ステージだとしたら、
全国に支店やプロデュース店を作り山形の食材の
生産者を支えるシステムを築いたのが第2ステージ。
今回の新しい店は、僕の料理人としての第3ステージ。
料理もこれまでとは変える。
ということは、器も変わるのは当然」
新しい器選びを「たち吉」に依頼した
「アル・ケッチァーノ」の奥田シェフ。
「故郷で本店を構えたのが第1ステージだとしたら、
全国に支店やプロデュース店を作り山形の食材の
生産者を支えるシステムを築いたのが第2ステージ。
今回の新しい店は、僕の料理人としての第3ステージ。
料理もこれまでとは変える。
ということは、器も変わるのは当然」
器は料理を引き立てる
魔力がある。
いい器をたくさんの
作家から選びたい
器の表情を見て瞬時に食材の構成と調理法を発想する奥田シェフ。塩使いやパスタの茹で方など 料理を細分化する独自の思想で知られる奥田シェフだが、盛り付けにも共通していた。「色の多い皿には、料理の色も多く(または料理のみ単色で)」「皿と料理を同系色でそろえる」「和皿に使う色は 3色まで」など、料理と器に共通項を見出して、相乗効果を狙う。
奥田シェフは「色には魔力がある」と考えている。今回のテストでもたくさんの色に挑み、「皿の力が 強すぎかなと懸念したものもあったけど、実際は使いやすかったです」と手応えを感じた様子。さらに、新しい店で始まる料理にも意気込みを語った。
「次の店では、野生的な盛り付けにしたいんです。野菜が自然にあるままのようで、生き物がその瞬間まで生きていたような」。それをサポートしていくのが「たち吉」のシンプルでいて存在感のある器ということだ。
たち吉の「器サブスクリプションサービス」を選んだ理由も、いつものユーモアを交えたたとえ話で説明をしてくれた。
「器選びって一人の作家で揃えようとしても限界がある。ミュージシャンのアルバムと同じで、本当にいい曲はその中の1〜2曲だったり(笑)。だったらたくさんのアルバムを並べて、その中から自分の好きなものを少しずつ選んでいけばいい。僕の場合は、いろんな色が選べたのは良かったですね」 食材の作り手をはじめ、日本の料理と関わる各業界の底上げを念頭に行動する奥田シェフ。器の作り手を支えてきた「たち吉」とのコラボレーションは、ぴったりの選択である。料理人人生の第3の幕開けを、新しい店と新しい器と共に歩み始める奥田シェフに幸あれ!
Masayuki Okuda
奥田政行
- 1969年
- 山形県鶴岡市生まれ。
東京でイタリア料理、フランス料理などの修業を経て帰郷。 - 2000年
- 山形県鶴岡市に地産地消イタリア料理店「アル・ケッチァーノ」を開業。
現在は直営店8店のほ か、全国で12店舗のプロデュースを手掛ける。 - 2022年
- 7月7日、鶴岡本店を新築移転オープン。